「県単道路整備(改良)工事(川床R５－２工区)」竣工

≪川床R5-2工区の工事紹介≫

本工事は出水郡長島町の山間部を通る県道平尾川床線の法面で、行人岳山頂から3.9kmほどに位置しています。
弊社で施工した川床R5-2工区は、前工区で法面を掘削、整形して、法面延長122ｍ、法高24ｍの斜面に、植生基材吹付、モルタル吹付といった法面保護工を施工しました。
着工前に問題とした点は、法面の一部分に湧水による小崩壊箇所が確認され、発注者と協議し、湧水対策として吹付法枠工、枠内透水コンクリート打設をおこないました。
安全対策として、車道沿いの法面作業の為、法面からの転落、通行車両との接触、落石防止等注意し、安全第一とした施工を行いました。
地域貢献活動ではガードレール清掃や草刈りを行い、地域住民が安全に通行できるよう取組みました。
工事の施工にあたり、地域の方々をはじめ、工事関係各位の多大なるご協力を賜り感謝申し上げます。
この経験を活かし、技術力向上に努め、今後も社会インフラ整備に携わり、地域貢献を行っていきます。

≪工事概要≫

工事名	県単道路整備(改良)工事(川床R５－２工区)
発注者	鹿児島県 北薩地域振興局 建設部 土木建築課 道路建設第二係
主任技術者	住吉 武志
現場代理人	福山 佳奈
工期	令和6年1月24日～令和6年7月26日（185日)
請負金額	約2,017万円
工事内容	植生基材吹付工	(t=3cm)A=830m2
	モルタル吹付工	(t=8cm)A=751m2
	吹付枠工(面積)	A=32ｍ2
	枠内透水コンクリート打設	A=5ｍ3

≪施工数量≫

記事執筆：工事部　福山佳奈

着工前

施工状況(モルタル吹付完了時)

完成